Where abouts

merkmal(初回限定盤A)(DVD付)

merkmal(初回限定盤A)(DVD付)

Salyuのベストを買った。
DVDが素晴らしくて、何だかほっとした。

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TERMINALツアーで見たSalyuの歌に、私は実はとても不安を覚えていたのです。
はつらつに動いて、歌うSalyuの姿は魅力的だったけれど、どうも歌が届いてこないように感じたから。
伝えたいって気持ちはすごく見て、分かったけれど、それは見た感じだけで、歌として伝わってこなかった。
だから私は不安でした。
私の感性がおかしくなったのか、Salyuの中での歌への方向性が変わってしまったのか、どっちにしても、すごくさびしいな、と思った。

そして、今回ベストアルバムが発売させることを知って、しかもリリイの曲も入ると知って、また不安が増えた。
私がSalyuの歌にはっとさせられた、あの感じはもうやってこないのかなーと思った。

でも、よかった。Salyuの歌は健在だった。しかも以前にも増して歌の迫力とか、表現力とか、すごく磨きがかかっているようでした。

最近のライブでまたリリイの曲を歌うようになったこと、今回のアルバムにリリイの曲を入れたこと、これって、やっとSalyuとリリイがひとつになれたってことを意味しているんだよね。
それって、すごくすごいことだと思うんです。
私は今まで、SalyuSalyu、リリイはリリイって考えてて、きっとそう考えてた人たくさんいると思う。
Salyuはリリイだけど、Salyuにはリリイを表現できないと思っていたし、逆もまた。
今まで、ひとつにしようと思えばいくらでも、いつでも出来たはずなのに、それをしなかった、いや多分出来なかったんだと思う。
それを今回、ひとつにした、その覚悟というか、受け入れたサリュウにとても期待をしている。わくわくしている。
リリイを受け入れたSalyuの歌がどうなっていくのか、もう想像するだけで、心が満たされる気がする。
でも多分Salyuはまた、私が想像してたものを遙かに超していくだろうな。

ああ、もうだいすき。